くせ毛の方の中には、「ヘアカラーをしたら、髪のうねりがひどくなった」という経験をお持ちの方はいませんか?
なぜヘアカラーをすると髪がさらにうねることがあるのでしょうか?また、うねりを防ぐためにはどうすべきなのでしょうか。
くせ毛さんはヘアカラーで髪がうねる?
くせ毛の方は、髪がストレートな人と比べて、髪の水分量が少ないのが特徴です。そのため、髪が水分不足となり、真っ直ぐではなくうねった状態になってしまうのです。
ヘアカラーは、髪を覆うキューティクルを開き、髪内部に薬剤を浸透させます。髪内部に浸透した薬剤は、髪がもともと持つ色を抜き、新しい色を入れる働きがあります。
ヘアカラーでもとの髪色を抜く際に、髪内部の色素だけではなく、栄養分や水分も一緒に抜いています。したがって、ヘアカラーをすると髪の水分量が少なくなるので、水分バランスが乱れてうねってしまうのです。
ちなみに、ヘアカラーだけでなく縮毛矯正やパーマも髪の水分量が少なくなる原因の一つで、ダメージが進みます。
くせ毛さんがヘアカラーする時の注意点!うねり髪を防ごう
ヘアカラーをしてくせ毛が酷くなったことがあっても、いろいろな髪色を楽しみたいと思うのが本音では。
うねりがひどくなるのを防ぐためには、次に挙げる注意点に気をつけてみてください。
くせ毛専用のヘアカラーを使う
ヘアカラーの中には「くせ毛専用」のものもあります。これは髪のうねりやまとまりのなさ、パサつきなどが解決できるカラー剤なのですが、残念ながらドラッグストアなどでは販売されていません。
では一体どうすれば、くせ毛専用のヘアカラーを使えるのでしょうか?
実は、くせ毛専用のヘアカラーは「ゴッホスタイリングカラー」のみで、取り扱っている美容室で施術してもらえます。ゴッホスタイリングカラーなら、ヘアカラーしながら美髪成分と水分を与えられます。ヘアカラーによるくせ毛の悪化を防ぎたいなら、ぜひゴッホスタイリングカラーを使ってみてください。
アウトバストリートメントでケアする
ゴッホスタイリングのヘアカラーを使えば、市販のカラー剤を使ったり美容院で一般的なヘアカラーをやってもらったときよりもうねりは出にくくなります。アウトバストリートメントを使うと、髪に不足している栄養分や水分をさらに与えられます。
アウトバストリートメントはドライヤーの前に塗るため、ドライヤーの熱からも髪を守ってくれます。ドライヤーの熱は髪内部の水分まで蒸発させてしまうため、髪がうねる原因の一つとなります。へアカラー後はより丁寧にアウトバストリートメントでケアしましょう。
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縮毛矯正はくせ毛の根本の解決にはならない
縮毛矯正は強い薬剤と高温のヘアアイロンを使う施術であるため、髪に大きなダメージを与えます。
縮毛矯正したては髪がサラサラしていますが、髪が伸びると根元のクセが気になり始め、また縮毛矯正をかけるというように、繰り返すようになります。
縮毛矯正は髪への負担が大きすぎる施術です。それを繰り返すと、効果が出にくくなったりします。
したがって、縮毛矯正は髪を傷ませるだけで、くせ毛の根本的な解決にはなりません。
おすすめは、くせ毛専用のカラー剤やアウトバストリートメントを使って髪をケアし、ダメージによるくせ毛を落ち着かせる方法。髪に水分と栄養分を与えるケアを続けることで、ダメージが軽減し、うねりが落ち着くはずです。
くせ毛さんはヘアカラー後もヘアケアを念入りに!
先ほどもお伝えしたように、くせ毛さんは髪質的にうねりやすいため、ヘアカラー後は念入りにケアをする必要があります。
アウトバストリートメントを使う、ドライヤーのかけ方を見直す、正しいヘアケアを行うなどをして、ダメージを補修して栄養分と水分を与えてあげましょう。
アウトバストリートメントは、必ずオイル成分が入っていないものを選んでください。オイルは髪を乾燥させてしまうため、くせ毛さんには特におすすめできません。
紫外線ケアについては、帽子や日傘を使って物理的に紫外線を浴びないようにする方法がおすすめです。
正しいドライヤーのかけ方については以下のページを参考にしてください。
くせ毛さんでもポイントを押さえてヘアカラーを楽しもう!
ヘアカラー後のうねりに悩まされているくせ毛さんは、くせ毛専用のカラー剤を使用したり、アウトバストリートメントでヘアケアを行いましょう。水分量が少なくなった髪に、水分だけではなく栄養分も与えてくれて、くせ毛が落ち着きます。
くせ毛が酷くなるヘアカラーもありますが、反対にくせが落ち着くヘアカラーもありますので、ぜひ参考にしてくせ毛さんもカラーリングを楽しんでくださいね。