髪の毛のパサつきが気になり、ヘアケアを頑張っていても改善しないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
パサついているせいでスタイリングがうまくいかないと、気分もなんとなく沈みがち…。
髪の毛がパサつくのには原因がありますが、もしかすると今おこなっているヘアケアが間違っているのかもしれません。
正しいヘアケアをおこなうと、パサついた髪を卒業できます。
なぜ髪の毛がパサついてしまうのか、パサつかない健康な髪を手に入れる方法について、詳しく解説します。
髪の毛がパサつくのはなぜ?
お手入れをしているつもりでも、髪の毛がパサついて言うことを聞かない…。
そんな悩みを抱えている女性も多いのではないでしょうか。
髪の毛がパサついてしまうのは、何かしら原因があるもの。
その中でも、多く見られるパサつきの原因について解説します。
髪の毛にダメージがある
カラーリングやパーマ、ヘアアイロン、紫外線などの影響で髪の毛がダメージを受けていると、パサつきやすくなります。
ダメージを受けた髪はキューティクルが乱れがち。
乱れているキューティクルは剥がれやすいです。
一度剥がれてしまえば再生されることはなく、剥がれた箇所から水分や栄養分が流出し続けます。
その結果、髪がパサつき、手触りも悪くなります。
NGヘアケアをしている
ドライヤーは髪の毛を傷めるから自然乾燥をしている!という方はいませんか?
実は、自然乾燥の方が髪の毛に大きなダメージを与えます。
キューティクルは濡れると開き、乾くと閉じるという性質があります。
開いている状態のキューティクルは、摩擦などの些細な刺激を受けても剝がれやすく、パサつきどころか枝毛や切れ毛の深刻なヘアトラブルにつながりかねません。
つまり、髪の毛が濡れた状態で寝るのは、キューティクルを傷つけるNGな行為。
髪の毛をドライヤーで乾かしてから寝ることが、パサつかない髪の毛を手に入れる第一歩です。
パサつかないツヤのある髪の毛を手に入れよう!
髪の毛がパサつく理由の多くは、髪の毛にダメージがあることです。
ヘアケアを頑張ってもダメージが改善されない場合、日頃のヘアケアが間違っているかもしれません。
普段のお手入れを見直して、ダメージヘアを改善しましょう。
保湿力の高いシャンプー
洗浄力の強いシャンプーは、必要な潤いである脂分まで洗い流します。
スキンケアアイテムに多く使われている「ヒアルロン酸」。
実は髪にも必要な成分であることを知っていますか?
ヒアルロン酸は保湿力はもちろんのこと、保水力にも優れています。
髪や頭皮を保護するために必要な脂分は残しつつ、汚れをしっかり取り除いてくれるシャンプーを選びましょう。
髪内部にしっかりと水分と栄養分を蓄えられるようになります。
アウトバストリートメントで潤いをさらにプラス
アウトバストリートメントには多くのメリットがあります。
・栄養分を補給し髪の毛のキューティクルを整える
・髪の毛を乾燥から守る
・紫外線から髪の毛を守る
シャンプーやトリートメントで栄養や水分を補っても、キューティクルが剥がれている状態では、補った栄養や水分が流出し続けます。
アウトバストリートメントでキューティクルを整えることで、水分と栄養分が流出しにくくなるため、パサつきを改善することができます。
髪の毛は必ずドライヤーで乾かす
シャンプー後、ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしていますか?
髪の毛が濡れているとき、キューティクルは開いている状態です。
自然に乾くまでの間、髪内部の水分や栄養分はどんどん抜け出してしまいます。
さらに、濡れた髪の毛のまま寝てしまうと枕と髪の毛がすれよけいにキューティクルが傷つきます。
髪の毛は自然乾燥ではなく、ドライヤーを使ってしっかりと乾かしましょう。
ドライヤーで乾かすときは、根元から毛先に向かって乾かします。
指の腹で髪の毛を触り、指に水分がついてこなければ少し湿っていると感じる様な状態でもきちんと乾いている証拠です。
紫外線予防も忘れずに
紫外線は、おはだだけではなく髪の毛の乾燥を引き起こしパサつく原因となります。
外出する際は帽子や日傘などを使って、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
また、帽子は通気性の良い素材を選び、蒸れないようにすることも大切です。
日陰や室内では帽子を脱ぐなど、工夫しましょう。
ブラッシングの重要性を知る
髪の毛をとかす際、どのようなブラシを使っていますか?
実は、どんなヘアブラシを使うかによって、髪の毛のツヤは変わってきます。
使っているブラシの種類次第ではパサついてツヤのない髪になることも…。
まずは正しいヘアブラシを選びましょう!
ヘアブラシの種類
大きく分けて
・コーム
・ブラシ
の2種類があります。
コームは目が粗く、プラスチックやナイロン製のものが多くあります。
ブラシは、天然毛やナイロン製のものなどがあります。
ヘアブラシは使い分ける
ヘアブラシは用途に合わせて使い分けるのがベスト。
コームは目が粗いため、濡れた髪の毛に使用します。
ブラシは、目が細かいタイプが多いため、髪の毛の絡まりをほぐすときや整える際に使用します。
髪の毛にツヤを与える天然毛のブラシがおすすめ
髪をとかすという目的はコームもブラシも同じですが、髪の毛のパサつきを抑えツヤを与えてくれるのは、天然毛100%のヘアブラシ。
乾いた髪の毛に、ナイロンやプラスチック製のブラシを使うと静電気が起こりやすくなるため、キューティクルを傷つける可能性があります。
ですが、天然毛100%のブラシであれば静電気が起こりにくく、とかせばとかすほど髪の毛にツヤが出てきます。
キューティクルを整えてパサつき毛から卒業しよう!
キューティクルが整っているかどうかで、髪の毛のパサつきが左右されます。
キューティクルが整っていれば、髪内部の水分や栄養分が流出しにくくなり、髪の毛にまとまりがでます。
キューティクルが剥がれている状態がひどくなればなるほど、パサつきだけではなく、枝毛や切れ毛につながってしまう場合もあります。
日ごろのお手入れの方法によって、髪の毛のパサつきを予防したり改善することは十分可能です。
ぜひこの機会に、日ごろのお手入れを見直してみてくださいね!