スキンケア

美肌になるためにはどうすればいい?スキンケア方法について解説!

美肌になるためにはどうすればいいのでしょうか?
美肌とはどのようなお肌のことを指すのか具体的なイメージが掴めていないと、そのために何をすればいいかもわかりません。
私たちのお肌は元々美肌と呼ばれる状態でした。
しかし、年齢を重ねるにつれて美肌から遠ざかっているのです。
本記事では美肌になるための方法について詳しく解説いたします。

美肌ってどういう状態のこと?

美肌がどのような状態なのかイメージが掴めない方も多いのではないでしょうか?
美肌とは生まれたての赤ちゃんのようなお肌のことです。
赤ちゃんのお肌はもちもちしていて、キメが細かいですよね。
そういったお肌のことを美肌と呼びます。
具体的には「潤い」「透明感」「ハリ」の3つの要素が揃っているお肌が美肌となります。美肌は白い肌というイメージがあったかもしれません。
もちろん、白いお肌が美しいのは間違いありませんが、白ければ美肌というわけではないのです。
赤ちゃんのお肌はまさに美肌と呼ぶに相応しい状態です。
つまり、私たちは必ず美肌の状態で生まれてきたということになります。

それではなぜ、年齢を重ねるとともに美肌の状態を保てなくなってしまうのでしょうか。
その原因を知るために、まずは赤ちゃんがなぜ美肌をキープできているのかを考えてみましょう。

お肌の再生力が高い

再生力が非常に高いことが赤ちゃんのお肌の特徴です。
赤ちゃんは好奇心旺盛であるため、顔に引っ掻き傷を作ったり、物にぶつけて傷つけたりしてしまいますよね。
しかし、しばらくすると何事もなかったかのように綺麗なお肌へと戻っています。
これは赤ちゃんのお肌の再生力が非常に高いことが理由です。
赤ちゃんはお肌の再生力が高いので、ちょっとした傷やトラブルであればすぐに回復してしまいます。
逆に私たち大人のお肌は赤ちゃんほど再生力が高くはありません
もちろん、傷がついてもしばらくすれば元には戻りますし、ニキビや乾燥といったお肌のトラブルも適切なケアを行うことで良い状態を保つことは可能です。
しかし、なかなか状態が良くならずに悩んでいる方も多いでしょう。
それはお肌の再生力が赤ちゃんの頃と比べて低下していることが原因です。

お肌の水分量が多い

赤ちゃんのお肌には非常に多くの水分が含まれています。
先述した通り美肌に重要なのは「潤い」であり、赤ちゃんのお肌は常に潤っている状態です。
お肌の水分量は年齢と共にどんどん少なくなっていきます。
赤ちゃんのお肌の水分量を100とした場合、30代は約65%、40代は半分を切ると言われており、水分量が少なくなっていることがわかります。
加齢による水分量の減少は避けられません。
その上で美肌を目指すのであれば、肌が水分を保持するための力を保つことが重要になります。

コラーゲンの量が多い

赤ちゃんはコラーゲンの量が多いことが特徴です。
30代以降になるとコラーゲンの量は急速に減少し、美肌を作るために必要な成分であるエラスチンやヒアルロン酸も減少していきます。
そのため、美肌を維持するためにはこれらの成分をお肌に保持させることが欠かせません。それらを意識したお肌のケアが必要になるといえるでしょう。

ターンオーバーのリズムが整っている

赤ちゃんのお肌はターンオーバーのリズムが整っているという特徴があります。
ターンオーバーとはお肌が新しいものに生まれ変わるための新陳代謝のようなものです。
そのリズムが整っていれば、古い皮膚はどんどん剥がれ落ちていって、新しい皮膚へと生まれ変わっていきます。
そのため赤ちゃんのお肌はくすみがなく美しいのです。
スキンケアに関してはもちろんですが、ターンオーバーには日頃の生活習慣も影響しています。
気になるという場合は、生活習慣の悪化が原因かもしれません

お肌が黒く見えるのはなぜ?

赤ちゃんの頃は美しいお肌だったとしても、今は黒く見えている場合があります。
なぜ、そのようなお肌になってしまったのでしょうか?
原因について考えていきましょう。

シミ

紫外線でメラニンが生成されると、シミができてしまいます。
シミが原因でお肌が黒く見えているケースは少なくありません。
他にも老化によってシミができるケースもあり、お肌が黒く見える大きな要因となっています。

そばかす

そばかすは活発な印象を与える場合もありますが、美肌を目指す人にとっては天敵です。
特に元々お肌が白い人に関しては、そばかすがかなり目立ってしまいます。
そばかすは遺伝によって起きる場合があり、その場合は対策するのが困難です。
紫外線で起きるケースもあるため、日差しを避けることで予防が可能です。

くすみ

お肌のターンオーバーが乱れると、お肌はくすんで見えてしまいます。
先ほども説明したようにターンオーバーは生活習慣の乱れが原因である可能性があります。その中でも特に注意しなければいけないのは睡眠不足です。
さらに糖化といって糖がタンパク質や脂質と結びつくことにより細胞が劣化し、お肌がくすんで見える場合もあります。
老化を促進する要因にもなるので注意しなければいけません。

乾燥

乾燥するとお肌のキメが乱れたり、ハリが低下したりしてしまいます。
これによって影ができてくすんで見える場合があるので注意しましょう。
乾燥は肌の炎症にもつながり、最終的に色素が沈着してしまう可能性もあります。
乾燥の要因はさまざまであり、便秘や洗顔のしすぎなども要因の1つです。
お肌の潤いを奪う要因は多いので、日頃の生活習慣から注意するようにしましょう。

貧血

女性は生理があるため貧血になりやすい傾向があります。
貧血とは体内が酸欠になった状態であり、鉄分が不足することで起こります。
血液中の酸素が減少すると、血液が黒っぽい赤色になってしまい、顔色が悪くなってしまいます。
このようにお肌が黒っぽく見えるのにはさまざまな要因があります。
生活習慣が影響している点も多いため、美肌を目指す第一歩としては生活習慣の改善を心がけることが大切です。

肌をトーンアップさせる美肌習慣を心がけよう

美肌を目指すためには日頃の習慣が大切です。
どのような習慣を心がければ美肌を作ることができるのでしょうか?
ここではお肌をトーンアップさせるために欠かせない美肌習慣について解説いたします。

食事

美肌を作るために必要な栄養素を食事によって積極的に取り入れましょう。
具体的には野菜やフルーツなどを積極的に取り入れることが大切です。
これらにはビタミンCが多く含まれており、抗酸化作用があるため、紫外線によるお肌のダメージを回復させることが期待できます。
貧血防止のためには鉄分の補給が欠かせません。
レバーや赤身肉、赤身魚などを摂取しましょう。
もちろん、サプリメントの摂取もおすすめです。

睡眠

美肌を目指す上で欠かせないのがお肌のハリです。

肌にハリがあると、自然と白く見えるようになります。
ハリがあるお肌を作るために欠かせないのが、睡眠です。
良質な睡眠を取ることで、成長ホルモンの分泌を促し、お肌にハリや潤いを与えてくれるのです。良質な睡眠を取るためには、毎朝太陽の光を浴びてみてください。
太陽の光を浴びるとメラトニンの分泌が抑制されて、体内時計がリセットされます。
これによって質の高い睡眠が取れるようになります。
1日家にいるような場合でも朝日を浴びるように心がけましょう。

運動習慣

運動習慣ももちろん必要不可欠です。
美肌を手に入れるためには血液とリンパの流れをスムーズにしなくてはいけません。
そのためには、運動習慣を身につけて全身に血液を送る力を維持する必要があります。
筋肉量が落ちると老けた印象になってしまいます
加齢によって筋肉量は落ちるので、運動習慣を身につけて少しでも美肌を維持できるようにしましょう。

スキンケア

美肌に欠かせないのがスキンケアです。
美肌に欠かせない「潤い」「透明感」「ハリ」を保つためには、正しくスキンケアを行わなくてはいけません。
特に重視するべきなのは紫外線対策です。
日傘や帽子なども活用しましょう。さらに洗顔後や寝る前には保湿を行ってください。
これだけでも美肌に大きく近づきます。
また、「潤い」「透明感」「ハリ」のある肌を目指すためには、肌を滑らかにしてハリを与える働きを持つローションや乳液を選ぶと良いでしょう。
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美肌は努力次第で実現できる

美肌は正しく努力をすれば実現できます。
もし、現在の肌質に悩んでいるのであれば、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
この瞬間から美しいお肌を作っていきましょう。

ABOUT ME
【監修者】山本 幹雄
エスアイシーグループ 代表
美容師、美容学校教諭を経て自身の美容室を開業。髪に悩むお客様の要望に応えるため、商品開発にも取り組み、エスアイシーグループを設立。
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基礎知識
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