昔はキレイな髪の毛だと褒められたのに、いつの間にか褒められなくなった…という経験はありませんか?年齢を考えたときに、歳だから仕方がないと諦めていませんか?年齢を理由に諦める必要はありません。年齢を重ねてもキレイな髪の毛の人はいますよね。キレイな髪の毛の人に憧れて、自分で様々なヘアケアを試してはみているものの、なかなか効果を感じられず困っている方も多いのではないでしょうか。年齢に負けないキレイな髪の毛を持つ方は、どのようなヘアケアを実践しているのか気になりますよね。今回は、キレイな髪の毛の人が日常で行っているヘアケア方法について、詳しく解説していきます!
キレイな髪の毛の人の特徴
キレイな髪の毛になりたい!と思って様々なヘアケアを実践するも、効果を感じづらいことがありますよね。効果が感じづらい理由は、実践しているヘアケアが間違っているからかもしれません。本来、キレイな髪の毛とはどのような髪の毛なのでしょうか?キレイな髪の毛の特徴を知ることで、どのようなヘアケアが必要なのかわかります。人それぞれ「キレイな髪だ」と思うポイントは違うかもしれませんが、多くの方がキレイな髪だと思う特徴をいくつかご紹介していきます。
潤いがあって髪がサラサラ
『うるツヤ髪』『うるサラ髪』などという言葉を、シャンプーなどのヘアケア剤の広告で見かけたことはありますよね。潤いがあってサラサラなツヤ髪は、キレイな髪の毛の代名詞。最近はパサつき防止やツヤを出す目的のために、ヘアオイルを使用する方もいるほど。『潤いがあってサラサラなツヤ髪』は、誰もが憧れるキレイな髪の特徴だといえるでしょう。
髪のパサつき防止やツヤ出しの目的で、ヘアオイルを使用する方はとても多いです。実際に髪にオイルを塗ると、髪がうるおい、ツヤが出たように感じます。
ところがヘアオイルは髪をコーティングしてしまうため、シャンプーやトリートメントで髪に栄養分や潤いを与えようとしても、有効成分の浸透を妨げてしまいます。油が水を弾くように、ヘアオイルは水分を弾くと考えられています。他にも、ヘアオイルは髪の内部に含まれている水分を押し出してしまうため、髪の内部を乾燥させてしまいます。ヘアオイルを使用した結果、『うるツヤ』からはほど遠い、乾燥トラブルの悩みを抱えてしまうことも・・・。潤いやツヤがあるようにみえるからといって、ヘアオイルを使用することは控えましょう。
しなやかな強い髪
しなやかで強い髪というのは
- ハリとコシがある
- 髪が切れにくい
この2点がポイントとなります。
キレイな髪の方は、1本1本の髪の毛にハリとコシがあります。反対にハリとコシがない髪の毛は、少しの刺激でも枝毛や切れ毛などの深刻なヘアトラブルにすぐに繋がってしまうため、キレイな髪の毛を保つことができません。なぜなら、ハリとコシがない髪の毛は髪の栄養分や潤いが不足しているため、摩擦ダメージなどが少し加わるだけでも、髪を覆うキューティクルが傷つきます。摩擦ダメージは、睡眠中の枕と髪が接触している状態で寝返りをうつことや、手櫛などでも発生します。これらのダメージは日常生活では、なかなか避けられないですよね。ハリとコシがある髪の毛はダメージを受けても、少々のことでは簡単に傷つきません。したがって、ハリとコシがある髪はダメージを受けづらく、キレイな髪を維持できるために欠かせない髪の特徴といえます。
まとまりがある
シャンプーなどのヘアケア剤の広告動画で、髪を揺らしてもまとまっていますよね。『一日中まとまる』『まとまりのある美しい髪』そのような言葉を、広告動画で耳にしたことも多いのではないでしょうか。実際に、パサつき・広がり・ゴワつきなどのトラブルを抱える、まとまりのない髪はヘアトラブルとして紹介されていることが多々あります。そのため、トラブル知らずのまとまりのある髪は、キレイな髪の特徴といわれています。
美髪の人が実践している!?ヘアケアとは
キレイな髪の毛の特徴を紹介してきました。なんとなくわかってはいても、知らなかった特徴もあったのではないでしょうか。キレイな髪の毛になりたいからといって、やみくもにヘアケア剤を試してはいませんでしたか?
キレイな髪の毛の主な特徴は3つ。
- 乾燥知らずの、潤いがあってサラサラなツヤ髪
- ダメージを受けづらい、ハリとコシがある強い髪
- トラブルがない、まとまりのある髪
やみくもにヘアケア剤を試している状態では、これらの特徴を捉えた髪を手に入れるには時間がかかってしまいます。キレイな髪の毛を手に入れる近道は、キレイな髪の人のヘアケアを真似することです。キレイな髪の毛の人が、日頃どのようなヘアケアをおこなっているのかご紹介します。
保湿できるシャンプーを選んでいる
キレイな髪の毛でいるためには『乾燥による潤い不足な髪』『栄養不足でハリとコシがないトラブルが起きやすい髪』にならないよう予防する必要があります。したがって、乾燥を防いで髪に栄養分と潤いを与えることができる、保湿シャンプーを選びましょう。保湿シャンプーといっても、どのようなシャンプーが良いかわからないですよね。そのようなときはシャンプーの成分に注目しましょう。注目してほしい成分は『アミノ酸』『ヒアルロン酸』の2つ。アミノ酸は髪と同じ成分であるため、アミノ酸が主成分のシャンプーは髪に栄養分を洗いながら与えることができます。またヒアルロン酸は1gで6000mlの水分を保持できる保湿成分であるため、髪に潤いを与えてくれます。毎日使用するシャンプーは髪の状態に大きな影響を与えるため、まずはシャンプーの見直しから始めることをおすすめします。
ブラシにこだわっている!
毎日髪をとかすブラシやコーム。こだわっていますか?そもそもブラシとコームの違いを知らなかったり、使い分けている方は少ないのではないでしょうか。ブラシは乾いた髪に使うとキューティクルを整える効果があるため、髪にツヤを出してくれます。しかし濡れた髪にブラシを使用すると、キューティクルが傷つくことがあるため、入浴時やお風呂上りの髪の絡まりをとるときはコームの使用をおすすめします。その他にもブラシの種類によっては、髪のキューティクルが傷つくことがあります。特に静電気を発生させやすいナイロン製のブラシはNG!静電気はキューティクルをはがすことがあるため、髪にとって大敵です。ブラシは静電気が起こりにくく、頭皮に刺激を与えすぎない天然毛のブラシがおすすめ。天然毛のブラシは髪の毛1本1本を捉え、キューティクルをしっかり整えてくれるため、髪を梳かす度に美しくなります。
ドライヤーを使っている
ドライヤーの熱は髪にダメージを与えるからといって、自然乾燥で髪の毛を乾かしている方はいませんか?髪を覆うキューティクルは、濡れると開き、乾くと閉じる性質があります。キューティクルが開いている、濡れた髪はとても繊細。摩擦ダメージなどが加わると、簡単にキューティクルが傷つきます。したがって、濡れた髪の毛はできるだけ早く、ドライヤーで乾かしてあげましょう。
ドライヤーを使用するときは、髪の乾かしすぎ(オーバードライ)に気を付けましょう。同じ個所にドライヤーの熱を当てすぎると、ドライヤーの熱が上がりすぎてしまい、髪にダメージを与えます。ドライヤーでの乾かしすぎを防ぐために、温風と冷風を交互に使うことがポイント。少し湿っていると感じても、指に水分がつかない状態であれば、髪の毛はしっかり乾いています。
美髪の人をお手本にしてキレイな髪へと導こう!
キレイな髪の毛の人が実践しているヘアケアをいくつかご紹介しました。シャンプー選びから、ブラシのこだわりなど、毎日使用しているヘアケアグッズを見直すことも大切。キレイな髪の毛になるためには、毎日のヘアケアで、ダメージを受けにくいトラブル知らずの髪になりましょう。