ドラッグストアに行くと、棚一面にシャンプーが並んでいます。
種類が多すぎて、何を基準にシャンプーを選べばよいかわからなくなりますよね。
価格を基準としてシャンプーを選ぶ方も多いのではないでしょうか?
しかし本当に髪のことを考えるなら、価格を基準としてシャンプーを選ぶことは避けてほしいところ。
今回は、シャンプーの正しい選び方のポイントなど詳しく解説していきます。
シャンプーは値段で決めるべき?
シャンプーを選ぶとき、何を基準にして選んでいますか?
配合されている成分や、値段、ネームバリューで選んでいるという方が多いのではないでしょうか。
毎日使うものだからこそ値段も気になりますが、値段で決めてはいけません。
もちろん、高ければよいというわけでも、安ければ悪いというわけでもありません。
ですが、安すぎるシャンプーはオススメできないのも事実。
なぜなら、髪や頭皮のことを考えた成分ではない安価で使える洗浄力の高い成分が使われていることがあるからです。
安価なシャンプーにありがち?デメリットとは
ドラッグストアなどに売られているシャンプーは値段も様々。
安いものもあれば高めなシャンプーもあります。
安いから悪い、高いから良いということではないものの、やはり安いシャンプーにはデメリットが多く存在しています。
洗浄力の強い成分が使われていることも多く、それらのシャンプーは刺激が強く頭皮と髪の毛のトラブルを招く原因となります。
また、髪と頭皮の保護の役割をになっている皮脂を必要以上に落としてしまうこともあります。
すると、頭皮は乾燥しやすくなり痒みやフケ、髪の毛はパサつき広がったりと多くのトラブルを引き起こします。
良いシャンプーの選び方とは
「シャンプーは値段では決められない」、ではどうしたら良いシャンプーを選ぶことができるのでしょうか。
良いシャンプーというのは、「自分の髪や頭皮に合ったシャンプー」を指します。
つまり、人それぞれ良いシャンプーは違うということ。
しかし、シャンプー全体に共通して言えるポイントがあるのです。
それを踏まえてシャンプーを選ぶことで、自分に適したシャンプーを見つけることができます。
頭皮と髪の毛に優しいこと
シャンプーを選ぶときは、「頭皮と髪の毛に優しい成分」が使われているものを選ぶことが大切です
洗浄力のあるシャンプーは「洗った!」という感じがあり、さっぱり気持ちがいいのもわかります。
ですが、思っている以上に頭皮や髪の毛はデリケートなものです。
頭皮や髪に優しいからといって、汚れや余分な皮脂が残ってしまうようなことはありません。
保湿しつつ汚れはしっかり落とす
シャンプーは汚れや余分な皮脂を落とし、頭皮と髪を清潔にするのが目的です。
ただ、汚れを落としてくれる成分が含まれているシャンプーはたくさんありますが、シャンプーで保湿ができる成分が含まれているものは多くありません。
洗浄力以上に「保湿」に注目することが大切です。
選ぶべきシャンプーの注目成分
シャンプーは値段ではなく、配合されている「成分」に注目して選びましょう。
ただ、シャンプーに含まれる成分はたくさんあります。
その中でも特に重要となる成分についてご紹介します。
アミノ酸が主成分でヒアルロン酸が高配合
シャンプーで一番の注目成分は
・アミノ酸
・ヒアルロン酸
です。
アミノ酸は髪の毛と同じ成分なため負担が少なく、シャンプーに配合されていることで栄養を補ってあげることができるため、健やかな髪の毛へと導くことができます。
また、ヒアルロン酸は保湿力に優れた成分として有名ですよね。
スキンケア商品に使われることが多いヒアルロン酸は、髪内部の水分を保持するのにも効果を発揮してくれます。
アミノ酸とヒアルロン酸は刺激が少なく、頭皮や髪の毛のトラブルも起きにくいというメリットがあります。
シャンプーを選ぶときは、この2つの成分が配合されているかがチェックポイントです!
正しいシャンプーを選んだだけではダメ?洗い方も大切
ご紹介したように、正しいシャンプーを選んで洗うことが基本ではあるものの、洗い方が間違っていてはトラブルを招いてしまう可能性が…。
正しいシャンプーの方法をご紹介しますので、今日からぜひ取り入れてくださいね!
髪の毛ではなく頭皮を洗う
シャンプーは髪の毛を洗うイメージがありますが、「頭皮を洗う」が正解です。
また、シャンプー前のブラッシングと予洗いで汚れの7割は落とせると言われています。
まずシャンプー前に天然毛100%のブラシを使って毛先から徐々に根元へと髪をとかし、全体的に髪の絡まりをほどきます。
ブラシがナイロンやプラスチック製のものはオススメできません。
静電気が起きやすく髪のダメージにつながるため、天然毛100%のブラシを使うのがポイントです。
しっかり髪の毛がとかせていると、予洗いもスムーズにできます。
予洗いはもちろん、頭皮もきちんと濡らせるようにシャワーヘッドを直接頭皮に当てましょう。
シャンプーは直接頭皮につけ、頭皮で泡立てます。
予洗いがきちんとできていれば、きちんと泡立ちます。
頭皮は指の腹を使ってマッサージするように洗い、髪の毛はゴシゴシこすらず爪を立てないように気を付けましょう。
シャンプーは価格で決めず配合されている成分で選んで!
シャンプーはドラッグストアなどで手軽に購入でき、種類も豊富ですから色々試してみたくなりますよね。
人それぞれ髪質も違うため、適したシャンプーも変わってきますが、どんなシャンプーでも基本は「成分を見て」購入することが大切です。
高いからといって良い成分が必ずしも含まれているわけではありません。
・頭皮と髪に優しいこと
・保湿力があること
・アミノ酸
・ヒアルロン酸
この4つのポイントがクリアできているシャンプーを選ぶことで、さまざまなトラブルを予防し頭皮も髪の健康を守ることができます。