髪のダメージケアアイテムとして、よく使われるトリートメント。トリートメントは『美髪』だけではなく、『薄毛』と密接な関係があるということをご存じでしょうか?結びつきづらいトリートメントと薄毛ですが、どんなトリートメントを選ぶかによって、薄毛の『原因』にも『対策』にもなります。この記事では、トリートメントと薄毛の関係について解説します。薄毛の原因になるトリートメントと、薄毛対策になるトリートメントについても説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。良質なトリートメントを選んで、薄毛対策につなげましょう。
トリートメントと『薄毛』の関係
「トリートメントと薄毛にどんな関係あるの?」と、疑問に思った人も多いのではないでしょうか?トリートメントと薄毛の関係には、ポイントが2つあります。
- トリートメントは、毛穴に詰まりやすく『薄毛の原因になる』
- 良質なトリートメントは、潤いを与えて『薄毛の原因にならない』
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
トリートメントは『薄毛の原因になる』
トリートメントに含まれているシリコンは、頭皮の毛穴に詰まりやすく、頭皮を不健康な状態にします。不健康な頭皮では、健康な髪は育たず、細い毛や切れやすい毛が生まれます。このようなトラブルが進行すると、薄毛に繋がってしまうのです。薄毛の原因になりうるトリートメントを、選ばないよう気をつけましょう。
良質なトリートメントは『薄毛の原因にならない』
もうひとつのトリートメントと薄毛の関係。それは、良質なトリートメントには、薄毛の原因にならないということです。良質なトリートメントは、シリコンを必要以上に入れておらず、毛穴詰まりを起こしません。また潤いを与えて、髪全体を健康な状態に導きます。髪が健康になるとハリやコシが出て、自然なボリュームが生まれ、薄毛対策に繋がるのです。良質なトリートメントを選んで、薄毛対策につなげましょう。
薄毛の原因になるトリートメント
トリートメントによっては髪を美しくするどころか、薄毛を引き起こす場合があります。
では、具体的にどのようなトリートメントが『薄毛の原因』になるのでしょうか?
シリコン入りトリートメント
一般的なトリートメントの多くは、髪の手触りをよくするために、シリコンが必要以上に配合されています。しかしシリコンは吸着性が高く、頭皮に残り、毛穴詰まりを引き起こしやすいです。毛穴詰まりを起こした頭皮は、健康な髪が育ちにくく、細くて抜けやすい不健康な髪が育ってしまいます。不健康な髪は、ボリュームが無く少しの刺激でも抜けやすいため、薄毛に繋がることも…。シリコンがすべて悪いわけではないですが、使用していて髪がベッタリとしすぎるようなトリートメントは避けた方が良いかもしれません。
シリコンが配合されているトリートメントを使う場合
普段どのようにトリートメントを使用していますか?トリートメントの手触りを残すために、トリートメントをしっかり洗い流していない方も多いと思います。トリートメントに含まれているシリコンは頭皮に残り毛穴詰まりを起こしやすいため、トリートメントを洗い流すときは髪の中に指を入れてしっかり頭皮をすすぐよう心がけましょう。
オイル系のトリートメント
オイル系のトリートメントも、薄毛の原因になるトリートメントです。オイルはシリコン同様、頭皮に残りやすく、毛穴詰まりを起こします。毛穴詰まりを起こした頭皮は不健康な状態となり、健康な髪が育ちにくくなります。薄毛予防のためにも、オイル系トリートメントは避けた方がよいでしょう。
薄毛の原因ならない?トリートメントの選び方
薄毛の原因になりがちなトリートメントですが、良質なトリートメントは薄毛の原因になりません。具体的にどのようなトリートメントが、『薄毛の原因にならない』のでしょうか?
ノンシリコン
薄毛を引き起こすトリートメントの成分は主にシリコンです。その点、ノンシリコンのトリートメントだと安心。ノンシリコンのトリートメントを選ぶことも一つの手です。
ヒアルロン酸配合
薄毛の原因のひとつに切れ毛があります。切れ毛を防ぐためには、髪にたっぷり水分を与えることが大切です。水分が不足した髪は乾燥し、少しの刺激でも切れ毛などのトラブルが起こります。そのため切れ毛対策には、水分補給がとても重要なのです。髪に水分を与えるには、ヒアルロン酸配合のヘアケアアイテムがオススメ。化粧品の成分でおなじみのヒアルロン酸は、1gで6000mlもの水分を保持できる保湿成分です。ヒアルロン酸配合のトリートメントで、髪に水分をたっぷりと補給し、切れ毛を予防しましょう。
アミノ酸配合で栄養補給
薄毛だと感じる主な原因は、髪の太さにあるのではないでしょうか?細毛対策には、髪に栄養分を補給することがポイント。人の身体に栄養が必要不可欠なのと同じで、髪の毛にも栄養分が欠かせません。栄養分が不足してしまうと、髪はパサつき・乾燥などのトラブルが起こり、細毛につながる可能性があります。髪にとって最適な栄養分は、アミノ酸。髪の主成分であるアミノ酸配合のトリートメントは、細毛対策にうってつけのヘアケアアイテムです。アミノ酸で栄養分を補った髪は、徐々に健康を取り戻し、細毛につながるトラブルを防ぎます。良質な栄養分を髪全体に行き渡らせて、細毛を予防しましょう。
キューティクルを引き締めて、水分と栄養分を逃さない
切れ毛や細毛対策のために水分や栄養分を補給しても、髪表面のキューティクルが閉じていないと流出してしまいます。水分と栄養分が流出すると、髪内部はスカスカで不健康な状態に・・・。不健康な髪は、切れ毛や抜け毛を引き起こし、切れ毛や細毛などといった薄毛の原因になります。これでは、せっかくの薄毛対策が台無しです。水分と栄養分を補った後は、髪のキューティクルを引き締めて、水分と栄養分を閉じ込めることがとても重要。
キューティクルを引き締める効果があるトリートメントを選んで、しっかりと切れ毛や細毛対策をしましょう。
良質なトリートメントを選ぼう
トリートメントは『薄毛』と密接に関係しています。髪や頭皮に合っていないトリートメントを選ぶと『薄毛の原因』になります。『薄毛の原因になる』シリコンやオイル配合のトリートメントは避け、薄毛に繋がらない良質トリートメントを選びましょう。
良質なトリートメント選びのポイントは、
- ノンシリコン
- 水分(ヒアルロン酸)と栄養分(アミノ酸)を補給できるもの
- キューティクルを引き締める効果のあるもの
頭皮と髪を健康に保ち、いつまでも若々しいスタイルをキープするためには、トリートメント選びが重要。ぜひ良質なトリートメントを選んで、薄毛対策につなげましょう。