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美容師になりたい!美容師免許はどうやって取得すればいい?

美容師になるには、国家資格が必要です。
美容師国家試験を受験するには、美容専門学校で決められた課程を学ば(修了)なければなりません。

つまり、美容専門学校に通わなければ、受験ができないのです。
しかし学校に通うといっても学ぶ方法は複数あります。

今回は資格の取得を目指すために、どんな方法があるのかを詳しくご紹介していきます!
美容師になりたい!という人は要チェックです!

美容師は国家資格が必要な仕事

美容師は、「美容を業とする」唯一の日本の国家資格。

厚生労働省管轄の業務独占資格で「美容師でなければ、美容を業としてはならない」と原則、法律で決まっています。
美容師になるためには、必ず国家資格である「美容師免許」を取得しないといけません。
取得して初めて「美容師」と名乗ることができるようになり、アシスタントを経てスタイリストへとステップアップしていきます。

美容師と理容師に違いはある?

一見似ているようでも、美容師と理容師には違いがあります。
理容師にできて美容師にできないこと、それは「顔・髭そり」です。

つまり、理容師免許を持っていれば剃刀を使った顔・髭そりもできるので、シェービングメニューも追加することができます。
もちろん美容師免許でも「まつ毛エクステ」や「アイブロウ」などの施術を行うことができますので、幅広く活躍できます。

美容師免許が取得できる学習制度の種類

資格を取得するためには、美容専門学校などに通って勉強をしなくてはなりません。
美容学校には、さまざまな学習制度があります。

・昼間に学校に通う「全日制」
・日中は働いて夜間学校に通う「夜間定時制」
・基本的に毎日学校に通う必要がなく、郵送やパソコン通信などを活用する「通信制」

それぞれの学習制度がどのようなものなのか、メリットやデメリットを紹介します。
これから美容学校に通うことを検討している方は、ぜひ参考にしてくみてください。

昼間に学校に通う「全日制」

美容学校に通う多くの人は、全日制の学校を選びます。
全日制の多くは2年課程。
学習時間や選択科目が多く、実習などが充実していることも。
勉強に専念できるため、とても人気です。

全日制のメリットとデメリット

◆メリット
・最短で資格取得が目指せる
・同じ夢を持った仲間と多くの時間を共有できる

◆デメリット
・夜間や通信に比べると学費が高い

美容室で働きながら学校に通う「夜間定時制」

美容室で仕事をしながら、学校へ通い、美容師免許を取得することができます。
その方法は夜間定時制と通信制に通うこと。

まず初めに、夜間定時制の学校をご紹介します。
夜間定時制とは、夕方から夜の間に学校で授業が行われます。
美容室で実際に働きながら学ぶため、知識や技術への理解の飲み込みが早いことも。
とにかく早く一人前になりたい!と思っている方に人気です。
1日の授業時間が短いため、全日制と比べて学校に通う期間は少しだけ長いです。
受験に必要な全ての過程を修了するまでに、2年~3年ほどかかります。

夜間定時制のメリットとデメリット

◆メリット
・働きながら学べる
・時間が限られているため効率よく学べる

◆デメリット
・仕事と勉強を両立させるため自己管理が必要

毎日学校に通わない「通信制」

働きながら資格を取得する方法として夜間定時制のほかに、通信制があります。
学ぶ内容は全日制と同じですが、自宅での学習がメインとなります。
美容室で働きながら学校へ通えるという点では美容学校と同じですが、通信制は閉店まで働いてから家で勉強することができるので、より多くの実践的な技術を学ぶことができます。

通信制のメリットとデメリット

◆メリット
・学費が安い
・閉店までいることができる

◆デメリット
・勉強はほぼ一人で行う
・免許取得までに時間がかかる(3年)

美容師になるためには?~美容室で働きながら免許を取得する~美容師として働くには、美容師免許がないといけません。 多くの方が昼間学校に通って勉強していますが、今回は美容室で働きながら美容師免許を取得する方法に焦点を当てて、免許を取るまでの流れや知っておきたいことをご紹介します! ...

高等専修学校もある

高等専修学校は、高校中退してしまった人や高校へ進学をしなかった人が美容師免許を取得することができる学校です。
高校を卒業したのと同じ扱いになり、なおかつ美容師国家試験の受験資格も得られます。
高等専修学校にも昼と夜の部があり、ライフスタイルに合わせて学ぶことが可能です。

美容師国家試験はどんなことをする?

年に2回、美容師国家資格試験が行われています。
なので、仮に不合格となってしまった場合でも、一年待たずに半年後に試験を受けることができる仕組みになっています。

試験は「筆記試験」「実技試験」の2つ、どちらも合格しないと資格取得者にはなれません。

筆記試験は、法律や制度のこと、運営や衛生管理、香粧品科学など美容技術理論に基づいた内容の出題となります。

実技試験は、「基礎的技術試験」と「衛生上の取扱試験」が行われ、基礎的技術試験は「第1課題カッティング(カット)」と「第2課題オールウェーブセッティング(ウェーブ)・ワインディング(パーマ巻き)のいずれか」に分かれ行われます。

美容師免許が活躍する仕事は美容師だけじゃない

美容師免許があると、髪の毛を切るだけでなく様々な分野で活動できるようになります。

・ヘアメイクアーティスト
テレビや雑誌、映画などの撮影に置いて。
メイクやヘアセットを行う仕事がヘアメイクアーティストです。
流行を取り入れつつ、コンセプトに沿ったスタイリングを施術しないといけません。
センスが求められる仕事でもあります。

・アイリスト、アイブロウリスト
アイリストとは、「まつ毛エクステ」「まつ毛パーマ」を施術する人
アイブロウリストとは、「まゆ毛」を理想の形に施術する人
髪の毛だけではなく、まつ毛に関する仕事をするときも美容師免許がないとできません。
まつ毛エクステ、まつ毛パーマ専門のサロンや、アイブロウ専門店、美容室の一角に併設して場所を設けたりしながら、施術を行います。

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自分にあった方法で美容師免許を取得しよう!

免許を取得するには
・昼間の学校へ通う
・夜の学校へ通う
・通信教育で学ぶ

この3つの方法をご紹介しました。

それぞれの学校の特徴、メリットとデメリットをご紹介しました。
昼間働きながら資格取得を目指すのか、それとも昼間に学校へ通って最短で免許を取得するのか、迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね!

ABOUT ME
【監修者】山本 幹雄
エスアイシーグループ 代表
美容師、美容学校教諭を経て自身の美容室を開業。髪に悩むお客様の要望に応えるため、商品開発にも取り組み、エスアイシーグループを設立。