トリートメントには、入浴中に使用する洗い流すタイプとそれ以外で使用する洗い流さないタイプがあります。
本日は毎日でも使ってほしい洗い流さないトリートメントに注目して、その役割や種類について詳しく解説いたします。
洗い流さないトリートメントの役割とは?
洗い流さないトリートメントには主に4つの役割があります。
それぞれを詳しく紹介します。
ダメージから髪を守る
濡れたり湿ったりしている髪はダメージを受けやすい状態です。
熱ダメージには特に弱いため、髪を洗ってすぐにドライヤーをすると、髪が傷み兼ねません。
洗い流さないトリートメントには、髪の毛を保護する役割があります。
そのためドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使用することで、熱から髪の毛を守ることができます。
紫外線や冷暖房の乾燥などの外的刺激からも髪の毛を守ってくれます。
髪のダメージをケアする
ドライヤーやヘアアイロンを使用すると少なからず髪にダメ―ジを与えてしまうので気を付ける必要があります。
しかし、これらのアイテムはほぼ毎日使用します。
そのため、徐々にダメージが蓄積されてしまいます。
洗い流さないトリートメントに配合されている有効成分は熱ダメージを軽減するだけでなく、髪が受けたダメージを補修してくれることもポイントです。
髪の毛の潤いを保つ
洗い流さないトリートメントには、髪の毛の潤いを保つ働きがあります。
髪には潤いや栄養が欠かせません。
それらを閉じ込めて、ドライヤーの熱や乾燥が原因で起こる様々なトラブルを防止できます。
髪の毛の内部の潤いは、ドライヤーの熱や時間の経過によって徐々に失われていきます。
だからこそ、洗い流さないトリートメントを活用して、潤いを保つことが欠かせません。
ヘアスタイルを仕上げる
洗い流さないトリートメントを使用することで、髪の毛の絡まりを防止できます。
スタイリングに活用することで、ふんわりとした仕上がりを実現することも可能です。
特に髪の毛が絡まってしまい、思っているようなヘアスタイルにならないと悩んでいる方にはおすすめです。
洗い流さないトリートメントにはどんな種類がある?
洗い流さないトリートメントには4つの種類があります。
それぞれ詳しく紹介します。
オイルタイプ
洗い流さないトリートメントの中でも人気が高いのは、オイルタイプです。
オイルタイプのトリートメントは、髪に必要な油分を補充し、ツヤやなめらかさ、柔軟性を与えてくれます。
幅広い髪質の方に適していますが、特に太くて固い髪やパサつきやダメージが気になる方におすすめです。
しかし、髪の長さや量に対して適量を使わないと、髪がベタつく可能性があるため、注意が必要です。
クリームタイプ
髪の補修を同時に行いながら、コーティングや潤いを与えられるのがクリームタイプのトリートメントです。
オイルタイプとミルクタイプの良さを組み合わせて作られており、水分と油分の両方を補給してくれるため、髪の毛のパサつきやダメージが気になる方に適しています。
油分が含まれているため、使用量を過度に増やすと髪がベタついたり重くなったりして扱いにくくなる可能性があります。
そのため、使用量には十分に注意しましょう。
ミストタイプ
ミストタイプのトリートメントは、液体をスプレーでミスト化して吹きかけるトリートメントです。
この種類のトリートメントは、ツヤと水分を与え、軽やかな仕上がりを実現します。
そのため、細く柔らかい髪質や、ふんわりとしたボリューム感を求める方に最適です。
朝の寝癖を整えるのにも便利なアイテムです。
ただし、油分の含有量は少なめなため、乾燥が気になる方には物足りなさを感じるかもしれません。
また、熱や紫外線からのダメージを防ぐ効果はあまり期待できません。
潤いを感じたい方は、ある程度油分が含まれているトリートメントを選ぶ必要があるでしょう。
ミルクタイプ
ミルクタイプのトリートメントは、油分と水分のバランスが整っているという特徴があります。
そのため、使用感はさらさらとしていながらも、ベタつきはほとんどありません。
オイルタイプとクリームタイプの良いところを兼ね備えたようなトリートメントとなっています。
ベタつくのは苦手だけれど、しっとりと髪の毛に潤いを与えたいという方におすすめです。
おすすめなのはミルクタイプのトリートメント
様々なタイプのトリートメントについて紹介しましたが、その中でおすすめなのはミルクタイプのトリートメントです。
ミルクタイプのトリートメントは、油分と水分のバランスがほどよく、指通りがよく適度なツヤがでてさらさらとした使用感です。
そのため、過度なベタつきや潤い不足を心配する必要がありません。
さらにミルクタイプのトリートメントには、豊富な毛髪補修成分が含まれる製品がたくさんあるため、ダメージに悩んでいる方にもおすすめです。
総じて、幅広い方におすすめできるのがミルクタイプのトリートメントといえるでしょう。くせ毛や広がり、うねりなどの異なる髪質に広く使用できます。
どの種類の洗い流さないトリートメントを使おうか迷っている方は、まずはミルクタイプを試してみてください。
メーカーやブランドによっては、髪の太さごとに種類に分かれている場合もあります。
自分の髪の太さに合った製品を選ぶようにしましょう。
具体的にどの製品を選べばいいかわからないという方は、「ゴッホスタイリング アウトバス エッセンス」を試してみてください。
髪に多く含まれているアミノ酸を数多く含んでおり、天然保湿成分も配合されているため乾燥から髪の毛を守ってくれます。
非常に高い保湿力を持ちながら、ベタつく心配もないミルクタイプの洗い流さないトリートメントです。
美しい髪を実現したいという方に非常におすすめのアイテムです。
洗い流さないトリートメントの付け方と注意点
最後に洗い流さないトリートメントの付け方について解説します。
洗い流さないトリートメントの効果を発揮するためには、正しい付け方を意識しなければいけません。
どういった付け方が正しいのか知っておきましょう。
タオルドライは必須
まず、髪の水分をしっかりと取ることが重要です。
適切な方法は、髪から水が垂れてこない程度にタオルで軽く拭き取ることです。
髪の水分が充分に取られていない状態で洗い流さないトリートメントを使用しても、髪になじまないまま水分と一緒に流されてしまうため、その効果を十分に発揮することができません。
また、タオルドライの際に髪を強くこするのは避けましょう。
髪のキューティクルが傷ついてしまい、髪がますますパサつく原因になります。
顔のスキンケアと同じように、タオルを使って優しく髪を包み込み、水分を取る方法を心掛けましょう。
適量を使用する
トリートメントを使用する量が多すぎるとベタつき、少なすぎると潤いが不足します。
そのため、適量を使用するように心がけましょう。
髪の毛の長さに合わせて量を調整することも大切です。
優しく揉み込む
ダメージを受けやすい毛先からトリートメントをつけ始め、髪全体になじませていきましょう。
手ぐしのような感覚で、トリートメントを髪に揉み込むようになじませます。
最後に、手に残ったトリートメントを前髪にも軽くつけてください。
髪が絡まっている場合は、無理に引っ張ったりはせずにやさしくほぐしましょう。
髪を大切に扱うことで、抜け毛やダメージを防ぐことができます。
コームを活用する
洗い流さないトリートメントをより均一になじませるためには、コームを使用することがポイントです。
コームを選ぶ際には、目の粗いものを選ぶことがポイントです。
目の細かいコームを使用すると、なじませたトリートメントが取れてしまう可能性があります。
また、コームと髪の間で摩擦が生じてキューティクルが傷つく原因となることもあるので要注意です。
コームを使ってトリートメントをなじませることで、髪への浸透を助け、より滑らかな仕上がりを実現できます。
この一手間を行うことで、トリートメントの効果を最大限に引き出すことが可能です。
すぐにドライヤーを使用する
洗い流さないトリートメントを髪につけた場合でも、髪が濡れている状態ではダメージを受けやすいため、速やかにドライヤーで乾かすことが大切です。
髪を乾かす際には、キューティクルを保護するために、根元から毛先に向かって風を当てるようにしましょう。
高性能なドライヤーを使用していても、下から風を当てるとキューティクルが開いてしまう可能性があるため、意識して上から風を当てるようにしましょう。
この方法で乾かすことで、髪のダメージを最小限に抑えながら、美しい仕上がりを保つことができます。
最後に仕上げを行う
ドライヤーで髪を乾かした後、仕上げとして洗い流さないトリートメントを軽くなじませることがおすすめです。
再度トリートメントをつけることで、寝具との摩擦や乾燥から髪を保護することができます。
ただし、過度につけてしまうと髪がベタついてしまう可能性があるため、軽くつけることが大切です。
特に乾燥やダメージが起きやすい毛先を中心に、部分的にトリートメントをなじませると良いでしょう。
適量を守って使用することで、髪を健やかに保ちながら美しい仕上がりを持続させることができます。
洗い流さないトリートメントを活用しよう
洗い流さないトリートメントは髪の毛にしっかりと潤いを与えて、ダメージから守るために重要です。
今まで洗い流さないトリートメントを使用したことのないという方は、これを機会に使ってみてください。
また、髪の毛のケアで悩んでいる方にもおすすめです。
ぜひ、洗い流さないトリートメントを使って、美しい髪の毛を実現しましょう。