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美容師はどんなことをするの?仕事内容や一日のスケジュールはこんな感じで進む!

美容室に行ったことがある人なら、何となく美容師の仕事はこんな感じだろうなとわかると思います。
私たちがイメージしている美容師の仕事と、実際の仕事内容にはすこし違いがあります。
実際はどんなことを毎日しているのか、仕事の内容や一日のスケジュールなど美容師さんに聞いてみました!

少しだけ難しい話になりますが、美容師は法律に基づき「美容師」の資格を取得した「美容を仕事とする人」のことを美容師と言います。
私たちが美容師の仕事を想像するとき、多くの人はカットやヘアカラー、パーマなどをすることが思い浮かぶのではないでしょうか。
もちろんカットやカラーは美容師さんのメインの仕事ですが、同じ美容師の資格を持っていても、美容室によって役割が分かれていたり、経験年数で仕事の内容が変わったりすることもあるようです。

美容師はどんなことをする仕事?

美容師さんがお客様に、どのような仕事をしているか知っていますか?

カラーやカットなどの施術だけではありません!美容師さんの仕事をのぞいてみましょう!

カウンセリング

お客様に、どんな髪型にしたいのかと要望をしっかり聞くところからはじまります。

お客様の髪質や今の状態を確認しながら要望にどう近づけるのか、家に帰った時にスタイリングが自分でできるかどうかなど色々な視点からお客様と相談をしていきます。

カット

全体のバランスをみながらカットをしていきます。


髪の毛が乾いた状態でカットに入ることもあれば、髪の毛を濡らしてカットすることもあります。

カラーリング


どんな髪色にしたいのかカウンセリングのときに聞いた色をもとにして、カラー剤を混ぜていきます。
場合によっては、カラーの前にブリーチをして髪の毛の色素を抜くこともあります。

パーマ

髪の毛の長い人、短い人と長さもバラバラなので、お客様の要望に合わせてパーマの方法を決めていきます。

パーマをかける時間はしっかり管理しないといけないので、タイマーを使ったりして時間はきちんと計ります。

シャンプー・ブロー


施術内容によって、シャンプーやトリートメントを使ったりします。施術が終わったら、ドライヤー、アイロンなどで髪をセットしていきます。


最後に、長さが整っているのか、細かなところをチェックして気になるところがあればハサミを入れて髪の毛を少しカットすることもあります。

人をキレイにできる美容師の仕事は魅力がいっぱい!「流行を取り入れたヘアスタイルにしたい」「似合う髪型にしたい」など願いを叶えてくれる美容師は、髪の毛のカットやパーマなどの技術面だけでなくメイクや着付け、ヘアセットなどオールマイティ!今回は、美容師とはどんな仕事なのかご紹介していきます!...

髪の毛を切るだけじゃない!美容師の仕事

美容師の仕事は、カットやカラー、パーマなどの施術をするのがメインです。
でも、美容師の仕事は実はそれだけではなく、着物や浴衣の着付けだったりメイク(お化粧)をすることもあります。

ただ着付けやメイクだけなら美容師の資格はいりませんが、美容師としてのさらに活動の場を広げたり、仕事にプラスになることも多いので、着付けやメイクの勉強をして専門の資格を取る美容師さんもたくさんいます。

美容師の一日のスケジュール

美容師さんはどんな一日を過ごしているの?と気になったことはありませんか?

お店によって時間など違うところもありますが、現役の美容師さんにどのように一日過ごしているのか聞いてみました!

9:00 出勤
だいたい9時くらいまでに出勤する美容室が多いみたいですね。
お店の開店準備や予約の確認、前日に洗濯したタオルを畳んだり細かな作業を開店時間まで行います。

10:00 オープン(開店)
お店がオープンしたら来店するお客様の対応や接客をします。
自分が担当するお客様が優先ですが、同時に他のお客様の対応をすることもあります

10:00~19:00 (接客など)

19:00~ クローズ(閉店)
その日来店されたお客様がすべてお帰りになられた時点が閉店の時間になります。
なので、早く終わることもあれば、閉店時間より少し遅れて閉店する場合もあります

20:00 閉店作業
次の日の準備や予約の確認、片付けを行います。
定期的に閉店後のお店を利用して、技術や知識を磨くための勉強会や研修会をすることもあります。

一日の大まかな流れはこんな感じですが、合間にお昼を食べたり使ったタオルを洗濯したり、床のお掃除や他の美容師さんのお手伝いに入ることもあります。

実際に接客できるまでにはどのくらいの時間がかかる?

美容師の資格を取ってすぐハサミを持って髪の毛を切ったりできるかというと、ちょっと違います。
美容学校などで勉強したことにさらに磨きをかけるために、美容室でもカットやカラー、シャンプーやブローなどの練習をたくさんします。

美容師として一通りのことを任せてもらえるようになるのは働き始めて「3年」くらい

それまでは、いっぱい練習をして先輩の接客のお手伝いをしたりしながら経験を積んでいきます。

アシスタントとスタイリストの違い

アシスタントというのは、スタイリストになる前の美容師さんを言います。
つまり、「見習いの期間」のことです。

一人のお客様を任せてもらえるようになるまで、アシスタントとしてお手伝いに入ったり勉強会や研修に参加して技術と知識を増やしていきます。
スタイリストやトップスタイリストと呼ばれる美容師さんは、お店で働くようになって何年か経ってお客様の施術を一通り任された美容師さんを指すことがほとんど。

アシスタントの時期はお客様の髪の毛を切ったりする機会は少ないので、スタイリストの近くで実際にお客様をカットしている手元の技術を見たりして、知識を増やしていきます。
またカラーやパーマの施術のお手伝い、お客様のシャンプーをしたりドライヤーで髪の毛を乾かしたりするのもアシスタントの主な仕事です。

美容師は楽しい?やりがいとは!

美容師の仕事は日によって忙しさが少し違って、土日などお休みの日は特に来店されるお客様が多いので、開店から閉店までびっしり予約で埋まっているなんてこともあるとか。

でもそんな忙しい時間の中で、やっぱり美容師としての一番のやりがいはお客様からもらう「ありがとう」という言葉と「笑顔」

もちろん大変なこともありますが、たくさん魅力があるからこそやりがいと感じられるんですね。

SNS発信も美容師の仕事のひとつ?

SNSの発信がきっかけで流行が生まれたり、今や欠かせないツールですよね。
多くの美容室や美容師さん個人でもSNSを活用して、お店の情報だったりスタイリングのコツだったり色々な情報を発信しています。

SNSへの投稿も美容師さんの大切な仕事のひとつになりつつあります。
それをみてコメントをしてくれたり、実際に「行ってみたい」「行ってみよう」と思ってもらえれば嬉しいですよね!

https://gogh.jp/blog/hairstylist_attraction/

美容師はお客様のトータルビューティを叶える仕事!

髪の毛を切ったりカラーやパーマ、スタイリングをするのが美容師の主な仕事ですが、他にもメイクや着付けといったお客様の全身を「綺麗」に導くのも美容師さんの仕事です。
予約がたくさん入っていて忙しくなるような日でも、お客様と密に接することができる仕事だからこそ、やりがいを感じやすいようです。
美容師の仕事は、お客様の笑顔を自然と引き出すことができるステキなお仕事です!

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ABOUT ME
【監修者】山本 幹雄
エスアイシーグループ 代表
美容師、美容学校教諭を経て自身の美容室を開業。髪に悩むお客様の要望に応えるため、商品開発にも取り組み、エスアイシーグループを設立。